スロー親父の投資スタイルは、プチグロース株の長期保有だが、毎年安定した収入が欲しいので、高配当でかつ、業績が安定していて株価変動がなさそうな銘柄、そして現在ある程度割安で買うことが出来るものを探してみた。
その結果3つの銘柄を選び出し少しずつ買うことにした。
3つの銘柄は、田岡化学工業(4113)、日本特殊陶業(5334)、そしてサンフロンティア不動産(8934)だ。
田岡化学工業(4113)
株価は766円(1月6日終値)で、予想配当は36円なので、予想配当率は4.7%となっている。
業績は長期にわたり売上高は増収で利益も増益傾向だったが、2022年3月期の決算から減益となり、そのため株価も大きく下落している。
2023年3月期の予想は当期利益で前期比-85.5%と大幅な減益予想となっている。
売上高が大きく落ち込んでいる訳ではないので、将来的には利益率は改善されることを期待するのと、株価も底打ちが近いと考えることから、今買うことが出来る銘柄と判断した。
日本特殊陶業(5334)
株価は2442円(1月6日終値)で、予想配当は166円なので、予想配当率は6.8%となっている。
業績は長期にわたり安定して増収増益を続けている。株価はやや高めだが、今後も成長が期待できるので、今は買い時と判断した。
サンフロンティア不動産(8934)
株価は1081円(1月6日終値)で、予想配当は46円なので、予想配当率は4.3%となっている。
業績は、2021年3月期に減収減益となったが、2022年は回復し2023年3月期の予想も良好である。
株価は2020年のコロナ急落以降は右肩上がりのトレンドとなっている。2013年以降の株価は1000円から1500円の間で変動していて、比較的安定している。長期保有で配当収入を得たいなら、今買うことは妥当と思う。
3銘柄を100株ずつ保有した場合の配当
3銘柄を100株ずつ保有するには、合計428,900円資金が必要で、1年間での予想配当は24,800円で、20%税金を差し引くと19,800円(4.6%)の利益が得られる計算となる。
まとめ
税引き後で4.6%の年間配当が得られるなら、1000万円の資金があれば、年間46万円の収入となる。
夢の配当生活にはその倍の10倍の1億円が必要かな。