約4か月前の2020年11月24日に電源開発の5年後株価について投稿した時は、株価は1465円だった。
約4か月で株価がどうなったか、そして今後をどう考えるかについて検討してみた。
2021年3月18日終値で1912円で、2020年11月24日から約4か月で30%の上昇。
株価の動き
2020年11月から12月にかけて株価は1400円割れまで低下するが、年末から上昇に転じた。
2021年1月に株価は1800円まで上昇。その後も3月18日現在まで調整しながらも上昇し1900円台をつけている。
2020年年末からの株価上昇は、特にプラス材料があったわけではない。
日経平均の上昇と合わせて、株価が割安と判断されたためではないか。
2021年1月29日の3Q決算発表も、特にこれといった情報もなく安定した業績内容で、株価はやや下落したが、その後2月中旬には元の株価に戻している。
今後の株価動きを予想してみる
当たり前だが、想定シナリオは、上昇、安定、下落の3つ。
1:上昇シナリオ
業績は安定しながらも少しずつ成長しているし、株価はPERが9倍とまだまだ割安。
業績は安定しているが、その分目立った成長が無いのであまり人気は無い。
緩やかにPER10倍程度まで株価が上昇する。
PER10倍の株価だが、EPSをどう見るかにより変わる。2020年3月期決算のESPは231円。2021年3月期の予想ESPは256.8円。従ってPER10倍の株価は2310~2568円。
2:安定シナリオ
業績は安定しているが人気が無い(?)ので、1800~2000円の範囲で株価が推移。
3:下落シナリオ
今の相場の状況と割安であることから、下落する要因は見つけられない。
まとめ
・電源開発の株価は、2020年12月に底を打ち、2021年初めから上昇に転じている。
・電源開発の業績は安定。
・株価は底値から36%上昇しているが、未だ割安と思われ、今後も緩やかに上昇すると考える。
参考: