いつもワクワクを追い求めているスロー親父です 。
退職後のスロー親父の時間配分で、投資に関して費やす時間は約40%を占めていたが、新型コロナウイルスの影響による株価下落で、身動きが取れなくなり、20%程度に落ち込んでいる。つまり殆ど売買が出来ない状況になっている。
今が買い時と思い、早い段階で買い増しを行ったので、現在現金比率が下がってしまい、買い付け余力が低下し、思うように売却も出来ないので、何も打つ手がない状態になっている。
多くの投資家と同じ状況に陥っているのだと思うが、それでも安値で売却をせずに持ちこたえているのは、自分で自分を褒めたい。それでも本当は売却して、この後の更なる株式下落に備えるべきではという思いも時折頭をかすめる。
頭では今が買い時と解ってはいても実行に移せないところが株式投資の難しいところだ。資金的な余裕があれば、絶対に安くなった株を買い向かっているはずと理解していても、そんな余裕はないため、もっと含み益が大きくなったら持ちこたえられるかとの不安で、買い向かえない。
株式投資において、売買のタイミングはとても重要で、買い時と売り時が判断できれば効率の良い投資が出来るのだろうが、今回の様に確信を持って買い時と言える機会はそう多くない。通常は買いと売りの判断は50:50だが、今は90:10で買いのタイミングと言える。それなら借金をしてでも買い向かえば良いと思うが、10%の確率でそれが出来ないのは、資金的な余裕がないことと、精神的にリスクに耐えられないためだ。
つまり、自分の投資に対する精神的な強さが、まだ十分に成長していないためだ。それでも今回の暴落で、株式投資に対する精神的な考え方は随分とそれ以前から変化したと思える。これからもスロー親父は失敗を経験しながら、少しづつ投資家への道を進み続けると信じたい。