中長期投資に限らず株式投資で銘柄選びは難しいと思われるが、敢て一つのツールを使ってシンプルに判断すれば、安値で売って高値で買ったりの株式投資のトラップでもがくことなく、安定した楽しい投資ライフを実現できる。
株価判断の指標が沢山あると、判断に時間がかかるだけでなく、結局何が一番重要な要因なのかもわかりずらい。シンプルな指標で判断できれば、想定通りでなくなった時も、方針の修正がシンプルで楽にできる。
スロー親父の株価判断の指標は5年後の予測株価で、5年後の株価増加率が28%以上(年率5%)を投資対象としている。
自前の株価予測ツールのダウンロードと使い方は、エクセルで5年後の株価予測【中長期投資の初心者に最適でシンプルな株価予測ツール】で詳細を説明している。
スロー親父の株価予測ツールとは
スロー親父は株式投資をする際に、5年後の株価予測を行って投資の判断としている。
分析ツールはスロー親父のオリジナルだが、重要なのは分析ツール自体ではなく、その活用方法なので、公表している。しかし大切なのは、人それぞれ違うその活用方法であり、投資自体は個人責任であることを忘れないこと。
株価予測ツールを使う目的は
中長期投資において、ファンダメンタル分析が重要と考えているスロー親父は、ファンダメンタル分析に基づいて株式投資を行っている。
では具体的にファンダメンタル分析をどの様に行うかというと、予測ツールを作って5年後の株価を予測している。その結果をもとに投資対象とするかの判断をする。つまり株価予測ツールは、スロー親父の株式投資のベースとなっている
株価予測ツールの分析手法について
分析方法は至ってシンプルで、エクセルファイルに過去の業績をプロットし、今後5年間の株価予測を行う。
主なデータはマネックス証券の、銘柄スカウターからコピペで取り込んでいる。そのデータをもとに今後5年間の株価予測を行う。
株価分析で、自分で判断して入力する仮定値は、今後の売り上げ成長率とPER想定値の2つだけ。
5年後の株価を計算して、株価の現在値から何%増加するかをみる。
実際のエクセルファイルの分析の仕方とサンプルのエクセルファイルは、エクセルで5年後の株価予測【中長期投資の初心者に最適でシンプルな株価予測ツール】を参照。
分析結果を投資判断にどう活用しているか
分析した銘柄のリストを作り、5年後株価の増加率の大きいものから投資対象とする。
基準としては、5年後株価が28%増加する場合、年率5%になるので、投資対象に適していると判断できる。
四半期ごとの業績発表の都度データの追加と株価予測の修正を行い、基準以下になった場合売却を検討する。
中長期投資の場合、購入のタイミングをあまり気にする必要はない。しかし精神的に初めに含み損を抱えるのは苦痛なので、どうしても株価チャートを見ながら安いところで買いたいと思う。少なくともチャート的に下降トレンドの間は、買いを待った方が良い。
まとめ
スロー親父は中長期投資で、ファンダメンタル分析をベースに株式投資を行っている。
ファンダメンタル分析には、自前の株価分析ツールを使って5年後の株価を予測し、株価増加率が28%以上のものを投資対象としている。
中長期投資で買いのタイミングはあまり気にする必要はないが、チャート的に下降トレンドの時は避けた方が良い。
ツールのダウンロードと使用方法は、エクセルで5年後の株価予測【中長期投資の初心者に最適でシンプルな株価予測ツール】で説明している。