パーク24の急落は買い時か?

資産運用

いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。

コインパーキング「タイムズ」や「タイムズカーシェア」を運営するパーク24が、6月15日の決算発表後、16日朝から株価は急落したので、今は買い時なのかを推測してみた。

2020年1月期の決算発表までは、業績は良好に推移してきたが、6月15日の4月期(2Q)決算発表は、前年比マイナス13.5%の約648億円に落ち込み、当期利益もマイナス51億円となった。そして2020年10月期の本決算予想は、売り上げがマイナス17.1%の2630億円、当期利益はマイナス255億円で赤字予想となっている。

原因は新型コロナの影響による売り上げの減少であるが、利益が赤字となったのは、事業拡大に伴う、固定費の増加にも原因があり、利益が一気にマイナスとなっている。

これまで順調に事業拡大と増収を続けてきたので、新型コロナの影響が長引くとは言え、今後は業績は回復傾向と考えることが出来るが、一つ懸念事項がある。

2015年以降、売上高に対する当期利益率が、7%台から4%程度に下がってきている。これは利益率の良い新規駐車場の開発が難しくなって来ているためではないだろうか。確かにタイムズの駐車場は至る所で見かけるようになったのは、新規開発余地の減少ともいえる。

もう一つの柱のカーシェアの事業の伸びが今後どうなるかが、パーク24の今後の業績を左右すると思える。

これまでパーク24の株価は、PERが20から40倍と比較的人気のあったことを示している。今後も20倍程度は維持できると考えると、2000円程度の株価は維持できるので、急落した1700円台は買い時と言える。

スロー親父は、資金的な余裕があれば買いたいところだが、ここは様子見と思っている。何事もスローがモットーなのだが、裏目に出ることも多い。

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