投資に失敗はつきものだが、いつまで繰り返すのか?

失敗談
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いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。

投資方針は長期保有で、目先の株価の変化や短期の業績悪化などで、株の売買は行わないと決めていたのに、また失敗をやらかしてしまった。

7月10日に良品計画(9728)の業績発表があり、2020年度1Q決算は大幅な減収減益となった。またアメリカの子会社MUJI USAの破産申請の発表もあり、週明け13日の株価は大幅安になることが想定された。

良品計画(7453)決算発表前後の株価

実際の値動きだが、決算発表は7月10日の15時なので、10日の値動きには決算発表が影響していないはずだが、ある程度の情報は漏れているのだろう。68円安(4.7%安)となっている。週明けの13日は27円安から始まったが、一時1413円の高値となり、終値は21円安の1350円で引けた。14日は1円高の1351円が終値だった。

スロー親父は400株保有していたので、週明けの値動きは大幅な陰線になると考え、半分でも売却して大きく下げたところで買い戻せば、少しでも損失を抑えることが出来ると考えた。結果的にこれが失敗だった。

13日成り行きで200株売却したため、終値は売値の1344円より高い1350円であった。14日も終値は1351円だったため、安値での買い戻しが出来ていない。13日の高値の1413円付近で売却出来ていれば良かったが、実際に株価の動きを見ながら、高値付近で売却するのはほぼ不可能だ。

今後更に下落する可能性もあるが、今のところ分からない。今回の失敗の理由は、長期投資と言っていながら、短期で損失を減らそうとして余計な売却を行ったこと。そして業績によって株価が単純に上下すると誰でも考える当たり前の考えに従って行動したことだ。

決算発表で株価がどう動くか分からないのはこれまでにも経験済みだが、実際の場面に遭遇すると、感情に流されて株価の下落による損失を少しでも抑えたいという欲望に流されて行動してしまった。

何が正解かは分からないが、長期投資の方針を掲げるならば、短期的な値動きには左右されず、数年から5年後の業績を想定して、株価の下落はじっと耐え忍ぶべきであった。

スロー親父はまた一つ、失敗の苦い思いを噛みしめることとなった。

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