いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。
仕事やお金に縛られない、自由でスローな生活を夢見て退職したが、自分の中の考え方や感情はどの様に変化してきているのか。
退職から5か月が過ぎ、退職当初に味わっていた解放感と、自分は自由だという満足感は、だんだん薄れつつある。これまでは、夜中に目が覚めても明日の仕事を気にする必要はなく、夜中にネットフリックスを楽しんだり、朝も5時前に目が覚めれば気の向くまま起きて、ネットで投資情報を漁って楽しんだり、好きな時間に筋トレに励み、身体の体脂肪率が減少するのに、少しワクワクしていた。
それが今、気ままなスローライフが当たり前の生活になると、物足りなさを感じるようになってきた。足りないのは緊張感と適度なストレスだろう。
新型コロナの影響による外出自粛で、ストレスは十分感じているが、別な種類のストレスと緊張感が必要なのかなと感じている。ワクワクを求めながら、適度な緊張感を求めるのは贅沢かも知れないが、人間の生き方は全て何らかの欲求、欲望、そして渇きに根差しているのではないだろうか。
今自分の中で一番求めているものは何なのだろう。経済的な自由を得るためのお金を求めているのは確かだ。でもそれが一番求めていることなのだろうか。経済的な自由が得られたら、自分は一体何をするのだろうか。やりたいことは山ほどある気もするが、明確な形にはなっていないのが現状だ。
何物にも縛られることが無くなった今、自分の中の声、感情、そして欲望に素直に向き合い、これからまだまだ続くスローライフに彩を与えたいと思う。