コロナウイルスの影響による株価暴落での感情は?

資産運用

いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。

私の人生にワクワクを与えてくれる投資が今は、不安と恐怖の感情を植え付け始めている。

毎日の日経大幅下落になすすべもなく、ただひたすら損切の誘惑に負けずじっと耐え忍んでいる。本来なら更なる下落の不安で損切を行うはずであり、その方が正解だったことは認める。

今回の下落での感情は、不安と恐怖だけのはずなのだが、意外に感情は安定していて、株価がいつかは底をうち、時間はかかるかも知れないが少しずつ回復すると信じている。何故そう信じ切れるのかの理由の一つは、これまで時間はかかっても回復しなかった相場が無いこと、そしてもう一つはこの下落を想定して、銘柄選びは、高配当、割安、安定業績で選んでいたこと。

3月19日に日経平均は底値16358円をつけて、週明けの23日から3日連続で上昇しているので、不安感はかなり減少している。今回の30%以上の下落に耐えて一つも損切しなかったのは、自分自身で驚きだ。

理論的には早めに損切して下がったところで買い戻すのが良いことは、頭では十分すぎるほど分かっている。だが実際に損切していればどこまで下がるか分からずに買い戻すタイミングを逃し、気がつくと大幅に値を戻しているため、そこからまた買い戻すことは出来ない。つまり損切して含み損を確定させた上に、戻りの利益も得られないという結果になる。

今の自分の投資レベルで出来ることは、損切せずにじっと耐え続け、可能ならば下がった銘柄を追加で購入することぐらいである。買い時と分かっていてもなかなか買えないのは、投資余力の問題である。十分な投資余力があれば底値で株を買い増しすることが出来るが、少ない資金での投資では、そんな余裕はなくただ指を銜えて見守るだけとなる。

ここで思うのは、株の大暴落で起きていることは富の移動であり、間違いなく投資家の中の資金的に低レベルの人から、富裕層への資金の移動である。つまり貧困格差がますます拡大する方向となる。この現状を肯定するつもりは全くないが、否定しても自分の現状は変わらないというより、悪くなるだけである。

スロー親父は、この年になってもまだまだ新し経験と発見に、驚きとワクワクで毎日を過ごしている。

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