父の葬儀で思ったこと

ライフ
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いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。

ワクワクを追い求めても、人生そうでないことも多く、それはそれでしっかりと受け止めて行かなければならない。

父は享年90歳、腸閉塞で死去した。大腸癌により腸に便が溜まり、大腸癌の手術はうまくいったのだが腸に溜まった便はなかなか除去できず、最終的には腸閉塞による死去となった。

元気な父であったが、80歳を超えると前立腺癌や脳梗塞などを患い、それに伴い気持ちも弱くなっていった。私も少しづつ覚悟しながら、出来る限り機会を活かして実家へ帰り、父と母との時間を作るように心がけていた。

昨年は88歳の米寿のお祝いをひ孫まで集めて盛大に行ったときは、父もこれが皆で集まれる最後と思っていたのではないだろうか。今年も何かの理由をつけて皆で集まりたいと思っていたが、叶わなかった。

死んだのは大腸癌の手術の5日後で、手術がうまくいったことをことを確認して家に帰って来ていた私は、突然の知らせで、父の死に目に会うことはできなかった。

年齢や父の状態から、あと数年ぐらいかと覚悟していた私であったが、急な知らせにショックは大きかった。何より死に目に会えなかったのがつらく、母一人に看取られながら死んでいった父が可哀そうで胸が痛む。

年齢的には平均寿命以上で、ひ孫にも会えた父の人生は幸せだったと思う。口数の少ない父だったので、実家に帰った時もそれほど会話をすることもなかった。今にして思えば、もっと父と会話して、父の好きだったこと、どんな人生をどんなふうに感じながら生きてきたのか、何かしたいことはなかったのか、何か食べたいものはなかったのか、いろいろ話をすれば良かったと後悔している。

人が生きて行く上で大切なのは、どんな気持ち、どんな感情で日々生きているかということだと思う。楽しく軽やかな感情で、ワクワクしながら毎日を過ごせたら幸せだと思う。父の死は、人生の生きている意味を改めて再認識する機会を私にくれた。

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