株式投資【スロー親父の振り返り・その3】

資産運用

2020年3月の株価急落以降、スロー親父は投資方針をがらりと変えて、それまでの短期トレード(数日から数か月)から、業績を分析して中長期で保有できる銘柄を、基本バイアンドホールドの方針に変えた。

何故その様な方針に変えることが出来たかの理由だが、株価急落の時に何もしなかった、というより出来なかったため、結果として保有株をそのまま売却せずに持ち続けたところ、最大40%まで落ち込んだ株価が少しずつ回復し、株価急落時は精神的な苦痛に耐えきれずに売却することなく、耐え忍ぶことが大切だと身をもって学んだため。

株価急落後の2020年4月から2021年6月現在までの株式投資を振り返ってみた。

2020年4月から2021年6月まで(1年2ヶ月間)の売買状況

株式売買期間は約1年2ヶ月で、その期間での売買件数は46回

売買件数46回のうち、売りが8回で、残りの38回は買い。2021年の売却件数は1回だけ。

買いの件数は38回だが、銘柄は18銘柄。1つの銘柄を買う時は、基本100株単位で複数回に分けて購入することにしている。

売買の合計金額は約800万円で、売却金額の合計は300万円、購入金額合計は500万円であった。

現状投資資金が1260万円で、評価額は1500万円なので、240万円(19%)の含み益となっている。

最近1年間の株式売買の振り返りからの学び

年間100件以上の売買を繰り返す短期投資から、中長期投資に方針転換し、売買件数が激減するとともに、基本バイアンドホールドの戦略にすることにより、精神的な不安定状況から解放された。

これまでは株価を追い続け、毎日多大な時間を浪費していたが、現在は夜に株価を簡単にチェックするだけで、後は決算発表があった銘柄の業績状況を確認して、業績が悪くなっていなければ特に何もせず、業績が良ければ少しずつ買い増しをしている。

売却は殆ど行わないので、年間の利益は配当金だけとなり、毎年安定した収入が得られている。

また、株主優待は株式保有の楽しみの一つで、長期保有のモチベーションになっている。

まとめ

今のところ、中長期投資のバイアンドホールドは、スロー親父の精神状態に安定をもたらしている。

今でも株式売買のギャンブル性に引き込まれそうになることはあるが、これまでの長い株式投資での失敗経験が、その誘惑に打ち勝つ力を与えてくれている。

現在の問題点は保有株式の銘柄が多くなりすぎたことで、成長性の低い企業は整理しなければいけないと思っているが、なかなか思うようには行かなく悩んでいるところ。

株式投資【スロー親父の振り返り・その1】

株式投資【スロー親父の振り返り・その2】

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