いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。
「何を馬鹿な事言ってんじゃないよ！」と言われそうだけど、親の介護を敢て楽しめないかと考えてみた。
父が米寿を過ぎて、もうすぐ90歳の大台に向かい、母も80歳後半で、今のところ健在ではある。父は前立腺癌などで病院通い。母もいつも足が痛いとか言っていて、歳相応なのかもしれないが、確実に老いは進んでいる。
自分が定年までそれなりに充実した人生を送ってこれたのも、両親が健在でこれまで介護などは必要なく、年に数回実家に帰って不自由なことはないか聞いて出来る範囲で手助けしてきた程度で済んだためだ。
今は退職したので、年に数回と言わずもっと帰って色々手助けするとともに、仕事で東京に出てから一緒には暮らしていない両親との時間を、これからは出来るだけ作れるかなと思っている。二人で生活していた両親の傍にいてあげる時間を増やすだけでも両親は喜んでくれると思う。
ただ一緒にいるだけなら、今の自分には時間もあり出来ることだが、介護となると一体何をすればよいのか、何をしなければならないのか、どうすれば良いのか未知の世界で不安だ。この不安をこれまで経験してなかった新しい体験ととらえて、ワクワクとは言わないまでも、楽しめる状況に出来ないだろうか。
今後確実に直面する両親の介護の問題を、自分がどの様にとらえて、どの様に感じて、どの様に対処してゆくのか。人間として、新たな自分の発見にも繋がるのではないかと考えたい。自分はこんな事も出来るんだ、というような、新たな発見が出来れば考えている
