いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。
今年も来週から確定申告の時期となり、ここ数年はふるさと納税と株式の譲渡益を確定申告行ってきたのだけれど、今年は退職後初めての確定申告で、すんなりとは行かずに手こずってます。
まず、例年のようにふるさと納税と株式の年間取引報告書に基づいて入力を行った。入力して、いくら還付されるかなと期待してたら、89,000円の納付と出たので、えっと驚き、何か入力間違いかなと焦って見直しを始めた。
12月の退職だったので、収入も前年とほぼ同じで、違うところは無いはずなのに還付ではなく納付というのは理解に苦しんだ。
調べていて一つわかったのは、いつもなら12月の給料で年末調整されているのが、今回はされていなかったこと。毎年年末調整で13万円弱引かれていた。その分が取られるにしても、ふるさと納税で12万円ほど寄付しているので、そこでプラマイゼロになるから、9万円近くも納付となるのは理解できない。前年の確定申告と比較しながら色々調べているが、まだ解明に至っていない。
もし本当に納付しなければならないとすれば、納税は国民の義務なので、申告するとお金がとられるからと言って、申告しないわけにはいかない。
それからもう一つ前回との違いは、退職により退職手当をもらっていること。この分は源泉徴収票には記載されていないから、どうなるんだろうと調べてみると、どうやら「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出していれば会社が処理してくれるので、確定申告に含める必要はないようだ。
ちなみに退職金に対する退職所得控除額は、勤続年数によって違うが、20年超であれば「800万円+70万円×(勤続年数-20年)」であるので、37年勤務した私の場合1990万円が控除され、それが超えた分について税金がかかる。
税金のシステムは複雑で、ただでさえ老化により数字にめっぽう弱くなったスロー親父の頭には、ネットで情報がすぐに調べられるといっても、内容を理解するのが苦痛でしかない。世の中知らないと損することが多いので、嘆いていても仕方ないが、日本という国は面倒くさいからと諦める多くの人の上に成り立ち、多額の税金を搾り取っている気がする。
愚痴を言っていても仕方ないので、今回確定申告の件は納得できるまで徹底的に調べるつもりだ。全てが解明出来たらスカッとするかなと、少しワクワクしてきた。