一人カフェは楽しいか?

ライフ

いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。

退職したら平日の昼間に、ゆっくりとカフェでコーヒーを飲みながら新聞を読んだり、図書館で本を読んだりなど、楽しいことをやりたいと漠然と思っていた。仕事にいつもはお弁当を持参する妻が、今日は一人カフェでお昼を食べるというので、そうだ自分もカフェに行ってみようと思い、行ってみた。

お昼には少し早めの11時過ぎにカフェに行くと結構お客は多く、11時からランチが始まるのだが、遅い朝食の人と早いランチの人が混在しているようだった。私と同じ引退組は、一人で新聞を読んでいるし、奥さんと二人での老夫婦、そしておばさんの二人組などがいた。

メニューを見てランチはコーヒー付きで1000円。ちょっと高めだがまあ良いかと、ドリアにパンケーキと小さなサラダ、そしてブレンドコーヒーのセットを注文した。

先にコーヒーが来て、ミルクを入れて飲みながら新聞をゆっくりと読み始めた。もともとコーヒーは飲むがそれほど好きでもなく、ただ時間つぶしにゆっくりと飲んでいた。新聞を半分ほど読んだ頃にドリアとパンケーキのセットが運ばれてきた。

プレートの上にちょっと小さめのドリアとパンケーキ、そしてホントに小さなレタスだけのサラダが食器プレートに盛り付けられて置かれた。ちょと少ないなと感じたが食べ始め、ドリアが熱くて少し口の中を火傷した。

暖房が十分効いたカフェの居心地はそれほど悪くないが、新聞を読み終わると特にやることもなく、食事を終えてコーヒーも飲み終わると、約1時間弱で店を出た。退職後の平日カフェでのゆったりした時間は、この様に過ぎたのだがどうにも満足と言えるものではなかった。

妻や友達とゆっくり話す時間はとても心地よいが、一人でやることもなくぼんやり過ごす時間は自分には必要なさそうだ。ましてや食事やコーヒーが格別だったり、コスパがよかったりなどの理由がない以上、今後一人でカフェを楽しむことはなさそうだ。

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