いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。
定年前に、定年後時間が出来たら、たまにはゆっくり男の料理でもやろうかなと考えていたものだが、実際に定年で時間が出来てもあまり料理をしようという気は起きなかった。だがしかし、定年後約10か月が経過した今、週に数回は料理を作っている。
最初のころは、妻が週に数回パートで働きに出ているので、帰って来てから夕食を妻が作るときに、「ああ~面倒くさい」とかはっきり聞こえる独り言でプレッシャーがかけられていたのだが、無視して作らなかった。
それでも、仕方ないなーと思いながら今日の夕食は何にすると聞いて、じゃあ野菜を切るとか、下ごしらえをしておくよと言うことになったのだが、妻からのプレッシャーは続き、無視するのも面倒くさくなったので、自分の出来るカレーとかから、作るようになってしまった。
それまで今日の夕食はどうするとか言っていた妻は何も言わなくなり、妻がパートの時は、スロー親父が夕食を作って妻の帰りを待つのが既定路線となってしまった。
仕方がないので、その日の気分で自分の食べたいものを作るようになり、ネットでレシピを探して、レシピ通りに作れば、それなりの味の料理が出来るようになった。
料理をやっているうちに、晩御飯以外にも、漬物やデザートを作るようになってしまい、妻が驚くようになった。料理もびっくりドンキー風のハンバーグや、ケンタッキー風のチキンなどを作り、妻も絶賛していた。
とかく男の料理は凝りだすと、材料費もかかり、安く上がらないのだが、漬物はキャベツ、きゅうり、大根などその時安い野菜で作るので、出来上がった漬物を買うよりは安く上がる。
デザートも甘いものが好きで、これまでスーパーに行くとプリンや甘いデザートを買っていたのをやめて、自分で牛乳寒天、杏仁豆腐、ヨーグルトムースなどつくるようになり、買うよりははるかに安いはず・・・である。
食パンもホームベーカリーで作るので、一切食パンは買っていない。大体一斤100円ぐらいで乃が美風の美味しい食パンが食べられる。
料理で一番大変なのはメニューを考えることで、その時の気分で食べたいものを考えるが、出来るだけ旬の食材(つまり安い)を使い、また冷蔵庫にあるもので考えるようにしている。
これまで、外食でしか食べれないと思っていた料理や、高いお金を出さないと買えないものが、自分で作れば安く美味しいものが食べられると分かり、今度は何に挑戦しようかと、ワクワクしているスロー親父です。