ゲンキー・ドラッグストア(9267)が、買値の3887円を超えたので売却したが、その後も株価は上昇し、結果的に早すぎる売却で大失敗してしまった。
今後のために何が失敗の原因だったかを確認しておく。
業績はどうだったか
業績は2018年の上場以来3年間売り上げは増収を続けている。
利益率も2021年6月期は売り上げに対する当期利益は、それまでの2%台から3.4%と改善している。
上場後4年目だが、売り上げを順調に伸ばしていて、売上高の減速傾向はまだ見られない。
株価の動きはどうだったか
株価は、2018年の上場後4000円台で推移していたが、その後下落傾向で2000円台まで落ち込んだ。
しかしその後、2020年3月の1427円を底に、右肩上がりで上昇している。
PERは現在17倍程度と特に割高でもない。
何が失敗の原因か
業績も悪くない状況で、含み損を抱えていた銘柄が買値に戻したので、ほっとして売却してしまった。
つまり今の株価が業績から見ると割高ではないのに、含み損が解消されたという、精神的な要因から売却してしまったと思う。
冷静に売却した方が良いのかどうかの判断をしていなかった。解消された含み損を確定したいという精神的な要因で売却してしまった。
株価も下落トレンドにはなっていなかった。
まとめ
また精神的な要因で失敗をしてしまった。
売却のタイミングは難しいが、経験を積み重ねて改善してゆきたい。