いつもワクワクを追い求めているスロー親父です。
今年の1月に日経平均は2万4千円をつけ、その後3月に急降下して1万6千円台と、30%強の下落となったが、4月最終日には2万円を回復した。この期間の気持ちの動き、感情の揺れを思い出してみた。
実は株価急落が始まる2月下旬は、個人的な一大事、父の死去と重なったため、株価どころではなかった。葬式を行った後、一人残された母のために様々な事務手続きを行い、ひと段落した頃には既に株価は2万円まで下落していた。
そこからは毎日更なる株価下落の予想で、不安が増すばかりであったが何も出来ずに、ここは耐えるしかないと思いながら過ごす日々であった。今思い返すとその後の更なる下落にも耐えて、ロスカットせずに株を持ち続けることが出来たのは、母のお陰だった。
実は母も株式投資を30年以上続けていて、80歳後半になる母の投資のやり方は買って持ち続けるだけというもので、今回の下落相場も動揺することなく何もせずにいた。そんな母と株の話をしながら、こんな時は死んだふりするしかないねと話をしていたので、何とか半分近く株価が回復するところまで持ちこたえられた気がする。
恐怖に駆られてロスカットしていたら、今頃どんな気持ちになっていただろう。損失を確定したことと、株価の回復を指をくわえて見ているしかないことの悔しさで、後悔していただろう。
これからまだ2番底が来るとも言われているが、最強?の投資方法「死んだふり」を、母という投資仲間と一緒に乗り越えたい。
5年後に株価が回復し、少しでも利益が出ていて、その間には配当金もある程度入るので、プラスの面を考えると少しワクワク出来そうだ。