2020年12月に原油ETFで大失敗をしたことを書いたが、今回はその後5か月後の状況を書きたい。
結論から言うと、原油価格の上昇とともに、原油ETFの価格も買値以上に回復した。
しかし、原油ETFはかなりリスクの大きい商品なので、よっぽど自信のある時しか手出しをしない方が無難だ。
原油ETFの価格変動状況
2020年4月に原油先物価格がマイナスになった時に、原油ETFも65円まで下落した後は、原油先物価格の回復とともに、180円まで回復した。
原油先物が、20$台に下落した時、原油ETFも150円まで下落し、その後原油先物価格は、68$まで徐々に回復してきたが、原油ETFの価格は、ゆっくりとしか上昇せず、漸く180円となったっだけ。
無知なスロー親父の誤解は、原油先物価格と原油ETFは比例関係で、原油先物が2倍になれば、原油ETFも2倍になると思っていたこと。
実際は、原油先物が20$から60$の3倍になっても、原油ETFは150円に戻っただけ。
原油ETF購入の失敗経験と学び
原油ETFの動きは下落時は急激に価格が下がるが、上昇時は緩やかにしか戻らない。
長期で保有して利益を上げるには、リスクが高すぎる商品。
原油先物価格が、完全に下がりきって、ここからは価格が上昇する可能性が大きい時にしか購入すべきではない。
それでもスロー親父は、我慢して買値から約半分まで下落しても持ち続け、120円台まで回復してから売却を始め、現在75%を売却した段階で、損失はほぼゼロとなった。
残り25%でどれだけ利益を上げられるかは今のところ不明。
精神的にかなりきついが、いずれ原油価格は回復すると信じて保有を続けることは大切だが、精神的にはかなり苦しかった。苦しい思いをしなければ、利益は得られないということのようだ。
まとめ
原油ETFの価格は、原油先物価格と連動するが比例しない。
スロー親父は1年以上かけて、二度と原油ETFに手を出すべきではないという、貴重な経験をすることが出来た。
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